-
- 清水 一
- 大阪経済大学
書誌事項
- タイトル別名
-
- An analysis of dropout, employment, advancement rate and deviation score of universities : Case of faculty of science and engineering
- ヘンサチ ト タイガクリツ ・ シュウショクリツ ・ シンガクリツ ノ カンケイ : リコウケイ ガクブ ノ ケース
この論文をさがす
抄録
理工系学部(約240学部)のデータを分析した結果,①学部卒業後の進路として,偏差値の低い大学ほど就職を選び,偏差値の高い大学では進学を選ぶ確率が高いこと,②退学率,進学率とST 比率は有意な相関があるものの実質的な効果は小さいこと,進学率と就職率の和である決定率はST 比率と有意な関係がないこと,③理学部と工学部の比較では,退学率には有意な違いがないが,進学率,進路の決定率は工学部のほうが有意に高いことが分かった。 また,社会科学系と理工系の比較では,①どちらも退学率,就職率,進路決定率に対して偏差値の影響が大きいこと,②退学率の全体の平均値は同程度で,国公立・私立別・偏差値階級別の退学率の傾向も両方の学部系統で似ていること,③理工系では国公立は私立より退学率が有意に低く,就職率,進路の決定率は有意に高い。一方,社会科学系では国公立と私立に有意な差はない。
収録刊行物
-
- 大阪経大論集
-
大阪経大論集 72 (2), 165-180, 2021
大阪経大学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390570319883544320
-
- NII論文ID
- 130008068208
-
- NII書誌ID
- AN00028448
-
- ISSN
- 24335681
- 04747909
-
- NDL書誌ID
- 031733065
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可