大腿骨転子部骨折の新AO分類における単純X線とCT評価の相違

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  • Differences between plain X-ray and CT evaluation in the new AO classification of femoral trochanteric fractures

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<p>大腿骨転子部骨折の診断で手術を施行した219例を対象とし,新AO分類で加わった外側壁厚を単純X線像とCTで比較し,整合性を評価した.単純X線像とCTで分類が異なった症例は65例あり,単純X線像での評価が安定型(A1)であったが,CTにて不安定型(A2)と評価された患者を35例(16%)に認めた.外側壁厚の評価は単純X線像のみでは困難であり,骨折型を正確に評価する手段としてCTが有用と考えられた.</p>

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