腰部脊柱管狭窄症患者における患者立脚型評価法（JOABPEQ）と多面的理学療法評価との関連

DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献15件 オープンアクセス
  • 松嶋 里美
    JA静岡厚生連　リハビリテーション中伊豆温泉病院 国際医療福祉大学大学院　修士課程　保健医療学専攻　理学療法学分野
  • 小松 淳
    順天堂大学附属順天堂東京江東高齢者医療センター　整形外科
  • 牟田 智也
    JA静岡厚生連　リハビリテーション中伊豆温泉病院
  • 山下 淳一
    JA静岡厚生連　リハビリテーション中伊豆温泉病院
  • 堀本 ゆかり
    国際医療福祉大学　福岡保健医療学部　理学療法学学科

書誌事項

タイトル別名
  • titletitletitletitletitletitleRelationship between Patient-based Evaluation (JOABPEQ) and Multifaceted Physiotherapy Evaluation in Patients with Lumbar Spinal Stenosis
  • ヨウブ セキチュウカン キョウサクショウ カンジャ ニ オケル カンジャ リッキャクガタ ヒョウカホウ(JOABPEQ)ト タメンテキ リガク リョウホウ ヒョウカ ト ノ カンレン

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説明

<p>〔目的〕腰部脊柱管狭窄症（LSS）の治療効果判定として有用である日本整形外科学会腰痛疾患問診票（JOABPEQ）と多面的理学療法評価との関連を検討した．〔対象と方法〕対象はLSSと診断され腰椎手術を受けた76名とした．多面的理学療法評価はVisual Analog Scale（VAS），6分間歩行負荷試験（6MWT），痛みの破局的思考尺度（PCS），画像所見（立位アライメント，傍脊柱筋横断面積）を実施した．画像所見のみ入院時を使用し，その他は退院時測定した．JOABPEQと多面的理学療法評価の関連を，重回帰分析を用いて検討した．〔結果〕退院時JOABPEQに影響を与えている要因は，立位矢状面アライメントとPCSであった．6MWTとVASの関連は低い結果であった．〔結語〕術後理学療法介入の際は，多面的理学療法評価の必要性が示唆された．</p>

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