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- 神人 正寿
- 和歌山県立医科大学
書誌事項
- タイトル別名
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- 有棘細胞癌の発症メカニズムはどこまで明らかになったか
- ユウキョク サイボウ ガン ノ ハッショウ メカニズム ワ ドコ マデ アキラカ ニ ナッタ カ
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抄録
<p>有棘細胞癌の遺伝子異常については,これまでp53,INK4a,Rasなどの癌遺伝子の点変異や欠失変異の存在が報告されている.一方,これら通常の遺伝子変異とは異なり,腫瘍細胞において染色体の転座・挿入・逆位などが生じた結果,複数の遺伝子が結合することで出現する融合遺伝子についてはこれまで検討がなされていなかった.我々は最近,有棘細胞癌のA431およびJDM-1細胞株において融合遺伝子EGFR-PPARGC1AおよびADCK4-NUMBLを同定した.</p><p>本稿では有棘細胞癌の発生や進展のメカニズムについての最新の知見と,融合遺伝子の臨床的意義や腫瘍形成における役割,そして診断面や治療面での応用の可能性について論じたい.</p>
収録刊行物
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- 日本皮膚科学会雑誌
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日本皮膚科学会雑誌 131 (9), 2003-2008, 2021-08-20
公益社団法人 日本皮膚科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390570574766437888
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- NII論文ID
- 130008076818
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- NII書誌ID
- AN00196602
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- ISSN
- 13468146
- 0021499X
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- NDL書誌ID
- 031631022
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可