Rasch分析を用いた急性期脳卒中患者におけるFunctional Assessment for Control of Trunk(FACT)の構造的妥当性の検討

  • 菅 博貴
    社会医療法人輝城会沼田脳神経外科循環器科病院 リハビリテーション部門 理学療法課
  • 宮田 一弘
    茨城県立医療大学 保健医療学部 理学療法学科
  • 柿間 洋信
    社会医療法人輝城会沼田脳神経外科循環器科病院 リハビリテーション部門 理学療法課
  • 林 翔太
    社会医療法人輝城会沼田脳神経外科循環器科病院 リハビリテーション部門 理学療法課
  • 五十嵐 達也
    社会医療法人輝城会沼田脳神経外科循環器科病院 リハビリテーション部門 理学療法課

書誌事項

タイトル別名
  • Structural Validity of the Functional Assessment for Control of Trunk (FACT) for Patients with Acute Stroke Using Rasch Analysis
  • Rasch ブンセキ オ モチイタ キュウセイキ ノウソッチュウ カンジャ ニ オケル Functional Assessment for Control of Trunk (FACT)ノ コウゾウテキ ダトウセイ ノ ケントウ

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説明

<p>〔目的〕Rasch分析にてFunctional Assessment for Control of Trunk(FACT)の構造的妥当性を検証すること.〔対象と方法〕60名の急性期脳卒中患者を対象とした.入院中に2回測定したFACTに対して,Rasch分析を実施した.〔結果〕項目1(支持あり静的座位保持)と項目2(支持なし静的座位保持)は解析から除外した.項目難易度は,項目9(体幹回旋位保持)が最も高く,配点が3点の項目10(片側上肢挙上)は難易度が高くなかった.また,3項目の適合度が不良であった.〔結語〕Rasch分析よりFACTの項目において,除外や不適合であった5項目以外の妥当性が認められた.5項目に関しては改善の余地が示され,項目や配点等のさらなる検討が必要であることが明らかになった.</p>

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参考文献 (6)*注記

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