切削液の影響を考慮した工作機械の熱変位補償に関する研究

DOI

抄録

<p>工作機械は加工誤差の7割以上が熱の影響であることが知られている。本研究では、切削液等の外乱状況下での高精度加工の実現を目的とし、小型温度センサを用いた多点温度測定による熱変位補償方法を提案した。稼働試験に基づいた解析モデルの構築と温度を用いたTCP変位推定の結果、温度測定箇所278点の提案手法は17点の従来手法と比較して変位推定誤差が50%減少し、切削液使用時も不使用時と同等の精度が確認された。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390570729660598784
  • NII論文ID
    130008083891
  • DOI
    10.11522/pscjspe.2021s.0_175
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ