水損資料に発生したカビ類の放射線殺菌の実証試験
説明
<p>自然災害により水損し、カビ汚染が生じた古文書の対策として、実際に洪水により被災した江戸時代期、明治期の古文書の汚染カビを分離同定するとともにコバルト-60γ線による殺菌効果を調べた。その結果、13.1kGyから16.1kGyの平均吸収線量で60Coガンマ線を照射した文書から分離したカビ類の生育は認められず、十分滅菌可能であることが示された。</p>
収録刊行物
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- アイソトープ・放射線研究発表会
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アイソトープ・放射線研究発表会 1 (0), 40-, 2021
公益社団法人 日本アイソトープ協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390570777737579648
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- NII論文ID
- 130008085372
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- ISSN
- 24364487
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可