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- 小林 亜希子
- 島根大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Polarity and Focus Interpretation of <i>Toritate</i> Particles
- トリタテシ ノ キョクセイ ト フォーカス カイシャク
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抄録
<p>本稿はとりたて詞「も」「は」の統語的・意味的特徴を説明する新しい分析を提出する。「も」は否定文,「は」は肯定文において生起位置にとどまることができないが,この事実は「も」「は」が異なる極性素性を持つと想定することで説明される。また,否定文において「も」と「は」が異なるスコープ読みを持つ事実もこの「極性」の考えによって説明できる。先行分析と異なり,本稿はとりたて詞をフォーカスではなく「新情報」のマーカーであると考える。これにより,とりたて詞の統語的・意味的特徴がある種の節では見られなくなるという「節の非対称」もうまく扱うことができる。本稿の議論はフォーカス解釈の一般理論にも修正を迫ることになる。フォーカスは必ず広いスコープ読みを持ち,いわゆる再構築は適用しないと主張する。</p>
収録刊行物
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- 言語研究
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言語研究 136 (0), 121-151, 2009
日本言語学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390570862078860032
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- NII論文ID
- 130008088346
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- NII書誌ID
- AN00077625
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- ISSN
- 21856710
- 00243914
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- NDL書誌ID
- 10488324
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可