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P1-12 Construction of a Potato Fraction Library for the Investigation of Functional Secondary Metabolites
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- Nogawa Toshihiko
- RIKEN CSRS
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- Futamura Yushi
- RIKEN CSRS
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- Okano Akiko
- RIKEN CSRS
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- Suto Mari
- Calbee Inc.
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- Nakamura Junya
- Calbee Inc.
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- Ishihara Katsuyuki
- Calbee Inc.
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- Osada Hiroyuki
- RIKEN CSRS
Bibliographic Information
- Other Title
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- P1-12 じゃがいもフラクションライブラリーを利用した新規機能性成分の探索
Description
じゃがいも(Solanum tuberosum L.)は食用として世界中で栽培されている植物である。可食部である塊茎にはデンプンに加えビタミン類などの栄養素や、ナトリウム、カルシウムなどのミネラル、クロロゲン酸をはじめとするポリフェノール類などの機能性成分が含まれている1。その他、塊茎の皮や芽などの食用以外の部位には、solanineやchaconineといったポテトグリコアルカロイド類(potato glycoalkaloids: PGAs)などの二次代謝産物が含まれている2。成分研究としては、食用である塊茎について栄養面や安全性の面から行なわれているものが大半である。最近では塊茎皮のメタボローム解析より品種間差の成分研究が報告されている3。しかし、大量のサンプルを用いてじゃがいも特異的に含有されるような二次代謝産物の研究が本格的に行われた例はない。また、塊茎以外の葉や茎といった部位は有効に利用されておらず、それら未利用部位の成分等が詳細に検討されたことはない。一方、我々の研究室では微生物の生産する二次代謝産物に着目し有用代謝産物の探索を行ってきた。その方法として抽出物をHPLCなどにより粗分画したフラクションライブラリーを用いている。このライブラリーを活性評価や化合物探索に用いることにより多様な構造の二次代謝産物を単離・報告している4。今回、この方法をじゃがいもの機能性成分探索に応用することとした。 【実験】 試料と抽出物調製 じゃがいも試料は北海道で採集した8種(きたひめ、ピルカ、サクラフブキ、アトランチック、トヨシロ、スノーデン、きたむらさき、ノーザンルビー)と茨城で採集した1種(トヨシロ)の計9種を用いた。それぞれ、花、葉、茎、根、塊茎皮、塊茎に分けてサンプルとした(表1)。各サンプルは5倍量のMeOHで一週間抽出を行った。得られた抽出液を減圧下で濃縮した。同様の操作を3回繰り返しエキスの調製を行った。
Journal
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- Symposium on the Chemistry of Natural Products, symposium papers
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Symposium on the Chemistry of Natural Products, symposium papers 60 (0), 331-336-, 2018
Symposium on the Chemistry of Natural Products Steering Committee
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390571007536353408
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- NII Article ID
- 130008092855
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- ISSN
- 24331856
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed