2019年山形県沖地震で発生した津波に関する情報伝達状況と住民行動の把握

書誌事項

タイトル別名
  • ANALYSIS TSUNAMI DYNAMICS AND RESDENCE BEHAVIOR AT NIIGATA IN 2019

抄録

<p> 2019年6月に発生した山形県沖地震では,新潟県村上市府屋で震度 6 強、新潟市では震度 4 を記録し,山形県鶴岡市鼠ヶ関など各地で津波が観測された.幸い津波被害は発生しなかったが,新潟県付近では定期的に地震津波が発生することから今後の対応の知見を得るために津波情報発表時に新潟における住民や行政はどのような対応をしたのかを把握した.</p><p> ここではまず地震と津波の概要を把握すると共に,津波の伝播状況を数値シミュレーションから把握した.結果の確からしさは観測値と比較しよく一致することを確認した,次に,地震発生後の行政から住民への情報伝達方法や実際の状況を電話の聞き取り調査などで把握した.最後に新潟市を中心とした新潟県内で住民へのアンケートを実施し,地震発生時にいた場所や,地震や津波情報の入手方法などを把握した.</p>

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