穏健な「イスラーム主義者」と急進的な「世俗主義者」

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タイトル別名
  • バングラデシュのイスラーム政党とNGO団体の相互交渉の事例から

抄録

本報告では、バングラデシュの「世俗主義」を掲げるNGO団体へのイスラーム政党の批判と、それを「原理主義」として批判するNGO団体との関係を、社会開発や女性の人権をめぐる争点が暴動に発展した、1998年のブラフモンバリア事件の背景を通して検証する。公的領域でのイスラーム的価値の実現を目指す宗教政党と、社会開発を通して政教の分離を試みるNGO団体との、相互の交渉を通した運動の形成過程を検証する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390571039718758400
  • NII論文ID
    130008098115
  • DOI
    10.14890/jasca.2021.0_c01
  • ISSN
    21897964
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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