ヘイズ除去処理における天空光推定処理の高位合成を用いたハードウェア開発

書誌事項

タイトル別名
  • High-level Synthesis Design for Skylight Estimation Hardware in Haze Removing from Foggy Image

説明

ドローンを用いたインフラ設備点検などにおいて、ドローン側でリアルタイムに高度な画像処理を実施できれば、ドローンが持ち帰った画像データに対するオフライン作業の負荷を大幅に削減できる。ドローンのようなバッテリー駆動型組込み機器において、省電力かつ高性能な画像処理を実現するにはそのハードウェア化が有効である。また、ハードウェア化にあたってソフトウェアの自動ハードウェア化を行う高位合成(HLS)を用いれば、多種多様な機器と画像処理アルゴリズムに柔軟に対応できる。ドローンの空撮画像を考えると、撮影画像の霞(ヘイズ)を除去することは、後に続く高度画像処理のためのノイズ除去の観点から重要と考える。本稿では、最暗チャネル優先法に基づくヘイズ除去処理における天空光推定処理のハードウェア化を考慮したHLS向けソフトウェア記述法の提案、並びに実機実験を通してHLSにより得られたハードウェアの性能評価を行い、提案法の効果を示す。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390571039718904064
  • NII論文ID
    130008098283
  • DOI
    10.12792/iiae2021.008
  • ISSN
    2424211X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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