眼内レンズ度数計算の現状と今後

書誌事項

タイトル別名
  • Current Status and Future of Intraocular Lens Power Calculation
公開日
2021
DOI
  • 10.11432/jpnjvissci.42.39
公開者
日本眼光学学会

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説明

<p>現代の白内障手術は安全性が向上し,完成度の高い手技となっており,眼科医が考える以上に,白内障手術に対する患者の意識は日々変化しつつある。実際に術後矯正視力が1.0出ていても,患者が見え方の不満を訴えることも少なくない。このように白内障手術は,確実に屈折矯正手術のとしての比重が増加していて,術後屈折誤差をできる限り軽減し,予測性を向上することが重要となっている。</p><p>2020年JSCRS Clinical Surveyによれば,第3世代となるSRK-T式は,依然として国内において最も頻用されている。しかしながら,SRK-T式は眼軸長や角膜屈折力の影響を受けやすく,その欠点を克服すべくBarrett Universal II式,Hill RBF式,Kane式など,さまざまな計算式が提唱されており,IOL度数計算は新しい時代を迎えつつある。また,国内多施設共同研究からは,自施設のデータ蓄積による最適化の重要性が示唆される。</p>

収録刊行物

  • 視覚の科学

    視覚の科学 42 (3), 39-43, 2021

    日本眼光学学会

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