大きな損傷を受ける鉄筋コンクリート柱の三次元有限要素解析
書誌事項
- タイトル別名
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- An Analytical Study on Cyclic Behavior of Reinforced Concrete Columns subjected to Large Flexural Deformation upto Post-peak Range
抄録
<p>本研究では,一定の軸圧縮力下で大変位領域まで繰り返し載荷を受ける鉄筋コンクリート(RC)柱の変形挙動に関する解析的な検討を行った.ここでは,RC柱供試体の一方向繰り返し曲げ載荷実験結果と三次元有限要素解析結果とを比較・考察することにより,大変位領域にまで及ぶRC柱内部のコンクリートおよび軸方向鉄筋の繰り返し変形挙動を精度良く解析的に再現する上で必要となるモデル化(コンクリートの圧縮強度の繰り返し劣化など)について詳細に検討した.本研究結果より,以下のことを確認した.</p><p></p><p>1)RC柱の大変位領域において,精度の高い変形挙動解析を実施するためには,コンクリートの繰り返し劣化および軸方向鉄筋の座屈の再現が重要となる.</p><p></p><p>2)ひび割れ発生後のコンクリート圧縮強度の劣化特性を導入することにより,実験結果(荷重-変位履歴曲線)を概ね再現できることが確認された.</p>
収録刊行物
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- 理論応用力学講演会 講演論文集
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理論応用力学講演会 講演論文集 65 (0), 153-, 2019
日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390571106621560064
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- NII論文ID
- 130008100819
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可