看護学生の健康管理と生活習慣に関する実態調査

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  • Survey on Health Management and lifestyle habits of nursing students
  • カンゴ ガクセイ ノ ケンコウ カンリ ト セイカツ シュウカン ニ カンスル ジッタイ チョウサ

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抄録

<p>本研究の目的は,看護学生の健康管理と生活習慣の実態を明らかにし,健康を守るための行動変容に向けた学生支援についての示唆を得ることである。研究対象は,文書と口頭で調査協力を依頼した看護学生約400人のうち,Google Formsで作成したWebアンケートに回答した242人である。その結果,健康管理では食事に対する関心が低く,朝食欠食がみられ,全体的に好ましいといえる状況ではなかった。生活習慣では,運動習慣の定着化ができておらず,学生の約5人に1人が午前2時以降の就寝であり,その改善の必要性がみられた。よって学生支援では,学生個々の健康状態や生活背景を把握し,学生がもつ健康志向を高めながら,食生活,特に朝食の見直しを継続的に進めていく必要がある。また,生活習慣病予防の視点において運動習慣の定着化と夜間睡眠の確保に向けて早期の関わりが必要であり,この適正化が大学生のより良質な生活と健康を守ることに繋がることが示唆された。</p>

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