In vivo心血管系安全性薬理試験の技術と評価の実際

書誌事項

タイトル別名
  • Technology and evaluation best practices for in vivo cardiovascular safety pharmacology studies
  • 創薬シリーズ(8)創薬研究の新潮流(48)In vivo心血管系安全性薬理試験の技術と評価の実際
  • ソウヤク シリーズ(8)ソウヤク ケンキュウ ノ シン チョウリュウ(48)In vivo シンケッカンケイ アンゼンセイ ヤクリ シケン ノ ギジュツ ト ヒョウカ ノ ジッサイ

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抄録

<p>安全性薬理試験のin vivo心血管系実験はヒトにおける生理機能に対する潜在的な望ましくない薬力学的作用を精度よく検出するために低分子薬の開発を通して発展し,そのノウハウが蓄積されてきた.送信機を埋め込んだ無麻酔無拘束の非げっ歯類を用いた実験が広く利用されているが,多くの研究者の努力によりその技術及び評価レベルは最適化され,ヒトにおける心血管系リスク予測に大きく貢献できている.また,ICH E14&S7B Q&AドラフトではQT間隔延長の統合的リスク評価における非臨床心血管系実験の重要性が述べられており,非臨床実験のより高い質が求められつつある.本稿では,このテレメトリーシステムを用いたin vivo心血管系実験について,日本安全性薬理研究会の情報・技術交流会の一つであるテレメトリーワーキンググループ(J-ICET)における活動内容を主に参照しながら,技術及び評価の実際を紹介する.</p>

収録刊行物

  • 日本薬理学雑誌

    日本薬理学雑誌 156 (6), 364-369, 2021

    公益社団法人 日本薬理学会

参考文献 (8)*注記

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