レジン修復における接着システムの変遷

書誌事項

タイトル別名
  • Transition of adhesive system in resin restoration
  • レジン シュウフク ニ オケル セッチャク システム ノ ヘンセン

この論文をさがす

抄録

<p>近年,接着操作が簡便化された接着システムが開発され,歯質接着システムは従来の3ステップ接着システムから1ステップ接着システムへと推移してきた.本稿では,各接着システムにおける材料組成およびその役割・効果を検証するとともに,酸性モノマーによる歯質脱灰能,その過程で生成される酸性モノマーのカルシウム塩の超微細構造ならびにその他機能性モノマーがレジン/歯質接着界面で形成する水素結合などを考慮して,1および2ステップ接着システムの歯質に対するレジンの接着機構について考察した.その一方で,接着操作の簡略化が齎す弊害や今後の課題についても若干指摘した.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ