愛玩動物用飼料中の無機ヒ素の液体クロマトグラフ–誘導結合プラズマ質量分析計による定量法

DOI 日本農学文献記事索引 Web Site Web Site PubMed 参考文献6件
  • 鈴木 知華
    独立行政法人農林水産消費安全技術センター仙台センター
  • 野村 昌代
    Fertilizer and Feed Inspection Department, Food and Agricultural Materials Inspection Center
  • 奥富 幸
    Fukuoka Regional Center, Food and Agricultural Materials Inspection Center

書誌事項

タイトル別名
  • Determination of Inorganic Arsenic for Pet Food by LC-ICP-MS
  • アイガン ドウブツヨウ シリョウ チュウ ノ ムキ ヒソ ノ エキタイ クロマトグラフ-ユウドウ ケツゴウ プラズマ シツリョウ ブンセキケイ ニ ヨル テイリョウホウ

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説明

<p>愛玩動物用飼料中の無機砒素の濃度測定について，液体クロマトグラフ－誘導結合プラズマ質量分析計（LC-ICPMS）を用いた定量法を開発した．2 w/v％TMAH溶液を試料に添加後，加熱抽出し，試料溶液をpH調整しLCICP-MSに注入した．共同試験は，5種類の愛玩動物用飼料を用い9試験室で実施した．ドライ製品及び素材乾燥ジャーキーに2 mg/kg相当量を，ウェット製品に0.5 mg/kg相当量を，成型ジャーキーに1 mg/kg相当量を，ビスケットに0.2 mg/kg相当量のAs （III）を添加した．その結果，平均回収率，繰返し精度及び室間再現精度の相対標準偏差（RSDr及びRSDR）並びにHorRatは，それぞれ95.4％から98.3％，2.9％以下及び9.1％以下並びに0.51以下であった．</p>

収録刊行物

  • 食品衛生学雑誌

    食品衛生学雑誌 62 (5), 139-147, 2021-10-25

    公益社団法人 日本食品衛生学会

参考文献 (6)*注記

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