BL40B2 における小角分解能向上に向けた取り組み

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タイトル別名
  • Improvement of Small-angle X-ray Scattering Measurement at BL40B2

抄録

我々は、BL40B2 ビームラインにおいてX線小角散乱装置の小角分解能向上を行った。そのために長さ 10 m の実験ハッチ内に新たに真空パスを設置し、試料から2次元検出器までの距離でおよそ 8 m の小角X線回折装置を設定した。バックグラウンドの低減が必要になったので試料上流のX線透過窓としてカプトンと窒化シリコンの2種類について検討を行った。このうちの窒化シリコンを用いた計測システムにおいて、フィルムを用いた試験測定を行った。これらの結果、6.5 keV のX線エネルギーを用いたとき <br/>Q = 0.007 nm-1 まで小角分解能が向上したことを確認した。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390571395584405248
  • NII論文ID
    130008112287
  • DOI
    10.18957/rr.9.6.486
  • ISSN
    21876886
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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