拠点の形成という視点からみた地方創生拠点整備交付金の実態に関する研究

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書誌事項

タイトル別名
  • Study on the Situation of Subsidy of Regional Revitalization Base Construction from the viewpoint of Rural Area Base Formation

抄録

<p>本研究は、拠点の形成という視点から地方創生拠点整備交付金の活用実態を全国的に分析している。本研究では以下のことが明らかになった。自治体の空間計画とSRRBCは連携が不十分であった。また、土地利用規制の緩い領域で活用されているSRRBCが75.7%と多い。さらに、都市計画区域の中で実施されている事業は、拠点の形成を目的にしているケースは少ない。一方で、都市計画区域外で実施されている事業のうち、拠点の形成に資する事業は、行政機能や生活機能が集積している場所で実施されている。これらの結果を踏まえ、本研究は交付金の審査の際に空間計画との連携を評価指標として追加することなどを提案した。</p>

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 56 (3), 719-726, 2021-10-25

    公益社団法人 日本都市計画学会

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