書誌事項
- タイトル別名
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- INUNDATION SIMULATION OF SUBWAY IN OSAKA CITY CAUSED BY NANKAI TROUGH MEGA EARTHQUAKE TSUNAMI FLOOD
説明
<p> 南海トラフ地震は30年以内に発生する可能性が高く,都市部に大規模な被害を与えると想定されている.また,都市部では地下鉄と地下空間が広がっており津波により浸水しやすいと推定される.本研究では,大阪市の地下鉄や地下街を対象に下水管のシミュレーションソフトInfoworksICMを用いて浸水の検討を行った.従来は地上からの浸水を対象に避難検討が行われてきたが、本研究では地下鉄の伝播によって浸水する駅も対象に検討を行った.解析の結果,浸水駅の中でも非浸水域の駅が氾濫水の伝播によって浸水する駅の方が,浸水域の駅の数より多い結果が得られた.それに加えて,地下鉄の出入り口やトンネル坑口からの溢水も見られた.こうした二次被害を防ぐ為の対策が必要であることが示された.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B1(水工学)
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土木学会論文集B1(水工学) 76 (2), I_751-I_756, 2020
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390571704643208448
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- NII論文ID
- 130008122660
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- ISSN
- 2185467X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可