書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Polycystic Kidney Disease that Was Difficult-to-judge Until Further Examinations
- ハンテイ ニ クリョ シタ タハツセイノウホウジン ノ イチレイ
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抄録
<p> 人間ドックで超音波検査報告書は肝・腎嚢胞多発であり,検体検査で腎機能低下と心臓聴診で大動脈弁逆流を疑い,臨床所見から多発性嚢胞腎の可能性を疑い腎臓内科に紹介して多発性嚢胞腎と確定診断がついた事例を2018年に経験したので報告する.2014年から利用されている日本人間ドック学会腹部超音波健診判定マニュアル単独では多発性嚢胞腎の判定は経過観察とされていたが,2021年度版では要精査判定に変更される.改訂されることを契機に,今後人間ドックでも多発性嚢胞腎の症例増加が予想される.また,腹部超音波検査を担当する臨床検査技師と人間ドック担当医への腹部超音波検診判定マニュアル改訂版(2021年)の周知が重要である.</p>
収録刊行物
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- 人間ドック(Ningen Dock)
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人間ドック(Ningen Dock) 36 (3), 410-416, 2021
公益社団法人 日本人間ドック学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390571713981767680
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- NII論文ID
- 130008123641
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- NII書誌ID
- AA12055286
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- ISSN
- 21865027
- 18801021
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- NDL書誌ID
- 031759735
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可