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- 染谷 昌義
- 東京大学大学院 総合文化研究科 21世紀COE共生のための国際哲学交流センター
書誌事項
- タイトル別名
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- Ecological Epistemology: Concept as a Guideline that Leads Our Perception-Action-Experience
- エコロジカルな認識論:知覚-行為の誘導者としての概念
- エコロジカル ナ ニンシキロン チカク コウイ ノ ユウドウシャ ト シテ ノ ガイネン
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抄録
<p> 知覚が哲学の中で問題にされてきた大きな文脈の一つは,命題的構造を持つ概念的な知識を非概念的・非命題的な知覚が正当化できるのか否か,また正当化するとすればそれはどのようになされているのか, という認識論の文脈である.本稿では,“<情報抽出をガイドする情報>としての言語メディア"という見方(Reed,1992; 1996a; 1996b)や“概念は知覚をガイドする地図である,概念の意味は操作の結果である"というプラグマティズムの見方(James,1 1907;1 1911; Dewey,1 1929)に倣い,情報抽出としての知覚と,抽出を補助する道具としての概念(命題・言語) とを行為調整によって結び付け,概念的知識は将来の知覚一行為をうまく誘導しガイドする機能を持っているときに正当化される点を指摘する.これによって,know-how (知覚─行為の技能知)とknow-that/what (命題知・概念的知)とのカップリングを基本にしたエコロジカルな認識論を提起したい.</p>
収録刊行物
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- 生態心理学研究
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生態心理学研究 1 (1), 1-10, 2004-02-14
日本生態心理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390571713984849792
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- NII論文ID
- 130008124006
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- NII書誌ID
- AA1210886X
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- ISSN
- 2434012X
- 13490443
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- NDL書誌ID
- 8076428
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可