書誌事項
- タイトル別名
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- Implications from a questionnaire survey for use of the honorific title for animals: Why do kindergarten teachers call animals “~ san”?
- 保育者の動物に対する敬称使用の実態とそのねらい : なぜ,保育者は動物に「さん」を付けて呼ぶのか?
- ホイクシャ ノ ドウブツ ニ タイスル ケイショウ シヨウ ノ ジッタイ ト ソノ ネライ : ナゼ,ホイクシャ ワ ドウブツ ニ 「 サン 」 オ ツケテ ヨブ ノ カ?
- ―なぜ,保育者は動物に「さん」を付けて呼ぶのか?―
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説明
<p>保育者が,幼児と動物との関わりを支援する際の特徴的な言葉かけとして,動物に対して「さん」「くん」「ちゃん」といった敬称を付けて呼ぶ表現(敬称表現)が挙げられる.保育者83名に対する質問紙調査の結果,幼児と8種類の動物との3種類の関わりの場面について,敬称表現が用いられる場合は60.5%であった.幼児が動物と仲良く遊んでいる場面,動物をいじめている場面では,幼児が動物の生態に興味を持っている場面と比較して,敬称表現が用いられる頻度が高かった.敬称表現の使用のねらいについて,保育者は,幼児の生命尊重や親しみの感情,思いやりの気持ちの育ちを意識していた.</p>
収録刊行物
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- 生物教育
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生物教育 62 (3), 167-172, 2021
一般社団法人 日本生物教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572012410164224
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- NII論文ID
- 130008134423
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- NII書誌ID
- AN0012957X
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- ISSN
- 24341916
- 0287119X
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- NDL書誌ID
- 031650991
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可