Mg系及びCa系吸着材のヒ酸除去性能に及ぼす一律排水基準レベルのリンの影響

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タイトル別名
  • Effects of phosphorus at national effluent standards level on arsenate removal performance of Mg-based and Ca-based adsorbents

抄録

<p>ヒ素(As)汚染水からのAs除去やAs汚染土壌の不溶化を目的としたAs吸着材として、マグネシウム(Mg)系及びカルシウム(Ca)系吸着材が期待されている。「人の健康の保護に関する環境基準」では、Asの基準値は0.01 mg/L以下と定められているが、Pは規制項目に該当しない。そのため、地下水等にはしばしばPも含まれるが、基本的にはPを除去する必要はない。しかしながら,低濃度であってもPの存在によって,吸着材のAs除去性能に影響を及ぼす可能性がある。そこで、本研究では、汚染物質として5価のAsであるヒ酸を対象とし、Pを含まない模擬As汚染水(ヒ酸溶液)と一律排水基準レベルのP(16 mg/L)を含む模擬As汚染水(ヒ酸-リン酸混合溶液)を試験溶液として用い、Mg系及びCa系吸着材のヒ酸除去性能に及ぼすPの影響について実験的に検証した結果を報告する。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390572012410436480
  • NII論文ID
    130008136213
  • DOI
    10.14912/jsmcwm.32.0_431
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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