雨天時の森林セラピーの実施状況と満足度向上のための魅力の把握

  • 阿部 建太
    千葉大学大学院園芸学研究科
  • 山本 聡
    兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科 淡路景観園芸学校
  • 大藪 崇司
    兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科 淡路景観園芸学校
  • 藤原 道郎
    兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科 淡路景観園芸学校

書誌事項

タイトル別名
  • Understanding the implementation status of forest therapy in rainy weather and its attractiveness for improving satisfaction
  • ウテンジ ノ シンリン セラピー ノ ジッシ ジョウキョウ ト マンゾクド コウジョウ ノ タメ ノ ミリョク ノ ハアク

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抄録

<p>雨天時の森林セラピーの実施状況や魅力の把握を目的に全国62箇所の森林セラピー基地で活動する森林セラピスト・セラピーガイドに聞き取り調査を実施した。その結果,雨天時用のプログラムを持つ箇所はわずかであり,雨に適したプログラムに関する情報の共有が必要であると考えられた。また,参加者の感想としては雨天時であってもポジティブなものが多かったものの,ガイド自身の雨に対する意識の影響も示唆された。雨天時の魅力としては緑が濃くなる,雨の匂いや音など多様な魅力が聞かれ,参加者の満足度向上に向けた活用が期待された。一方,一般の方はこれらの魅力をあまり認知しておらず,ガイドが積極的に伝えることも重要だと考えられた。</p>

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