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- ショタイメン バメン ニ オケル チュウニチ ボゴワシャ ノ ワダイ センタク ノ タイショウ ケンキュウ
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Abstract
初対面場面の会話は人間関係の出発点であり、コミュニケーションの中で重要な役割を持つ。異文化の話者が接触する場合、自分の母語の習慣に影響され、相手に違和感を抱かせる可能性がある。本稿では、中日大学生の会話データを使い、中日母語話者同士の会話における話題選択の傾向と会話の展開の仕方について考察した。両グループともに自分の所属などの個人情報を開示し、心的距離を接近させる傾向が見られたが、一方で、次のような相違も見られた。(1)中国語グループは自分の性格や奨学金などプライベートな話題の開示が見られ、話者以外の人物のことにもよく言及する。日本語グループはお互いの領域に配慮しながら会話を進める。(2)中国語グループは相手の個人情報について直接質問するという形で会話を切り出すが、日本語グループは定型的表現で会話を切り出すことが多い。
Journal
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- 言語と文明
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言語と文明 12 113-130, 2014-03-31
麗澤大学大学院言語教育研究科
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174293190656
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- NII Article ID
- 120005437136
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- NII Book ID
- AA11833218
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- NDL BIB ID
- 025636264
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- ISSN
- 21859752
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Allowed