書誌事項
- タイトル別名
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- What can Philosophers Teach Non-philosopher Students, if not Philosophy?
- テツガク オ センモン ト スル キョウイン ワ テツガク オ センモン ト シナイ ガクセイ ニ テツガク イガイ ノ ナニ オ オシエタラ ヨイ ノ カ
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抄録
今日では、哲学を専門とする教員が、狭義の哲学以外の授業を担当することも多い。筆者もそのような環境に置かれている哲学研究者の一人である。本稿では、筆者の試行錯誤の紹介を通じて、哲学を専門とする教員が、哲学を専門としない学生に、哲学以外の何を教えたらよいのかという問題を考察する。筆者はこれまで、周辺科目において、生命倫理学、脳神経倫理学、科学論、クリティカル・シンキングなどを教える試みを行ってきた。筆者の経験では、哲学教員が哲学以外の科目を担当する際には、一つのジレンマに直面することになる。一方で、授業で哲学的な内容を扱えば、受講者数は減少し、受講者の関心も希薄になる。他方で、授業で哲学以外の内容を扱えば、受講者の関心は高まるが、哲学教員が授業を担当することの必然性は弱まる。クリティカル・シンキングを題材とした授業を行うことは、一つの有望な選択肢となるが、クラスサイズの問題など、課題も残されている。
収録刊行物
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- 名古屋高等教育研究
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名古屋高等教育研究 11 39-50, 2011-03
名古屋大学高等教育研究センター
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174445959424
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- NII論文ID
- 120002834655
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- NII書誌ID
- AA11679581
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- HANDLE
- 2237/14512
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- NDL書誌ID
- 11077165
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- ISSN
- 13482459
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可