RA患者のQOL ― SF-36を用いて ―

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タイトル別名
  • QOL in RA patients
  • RA カンジャ ノ QOL SF 36 オ モチイテ

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説明

近年QOLが重視されるようになってきている。MOS short form 36 health survey (以下SF-36と略す)は,国際的レベルでの基準とされるべく開発された非疾患特異的HRQOL尺度である。今回我々は当院でリハビリテーションをうけているRA患者を対象にSF-36を用いてQOL評価を行った。SFl36の8項目をそれぞれ算出し,国民標準値との比較を行った. すべての項目において標準値を下回っていたが,特に,日常役割機能(身体),日常役割機能(精神),身体の痛み,身体横能において大きな開きを認めた。また,PCSは平均35.8であり,MCSは平均49.1であった。以上より,RA患者は身体に強い痛みを伴っているため精神健康面より身体横能面において制限を有していることが分かった。

We have recently regarded the QOL as important. SF-36 is a measure of HRQOL made as an international standard. We investigated the QOL in RA patients who under went rehabilitation in our hospital using SF-36. We calculated 8 items of SF-36 and compared those with Japanese standards. All items in RA patients were lower than Japanese standards. PCS was 35.8 on average and MCS was 49.1 on average.

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