第52次日本南極地域観測隊夏隊における東京海洋大学「海鷹丸」観測報告

書誌事項

タイトル別名
  • Activities of the 52nd Japanese Antarctic Research Expedition during the RT/V Umitaka-Maru Cruise (UM-10-04)
  • ダイ52ジ ニホン ナンキョク チイキ カンソクタイ カタイ ニ オケル トウキョウ カイヨウ ダイガク 「 ウミ タカマル 」 カンソク ホウコク

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P(論文)

第52次日本南極地域観測隊(JARE-52)では,南極地域観測第VIII期6か年計画(平成22-27年度)の第1年次として重点研究観測及び一般研究観測の課題を実施するため,東京海洋大学練習船「海鷹丸」の南極海航海おいて海洋観測を実施した.主として,南極海の温暖化,大気中二酸化炭素濃度増加に伴う海洋酸性化などの変化が生態系に与える影響,及びプランクトン群集組成の変動と環境変動との関係の解明を目指すことが目的である.今回の観測航海は,「海鷹丸」の平成22年度遠洋航海UM-10-04のうち,フリーマントル─ホバート間(2010年12月24日~2011年1月22日)において,東経110度線,東経140度線を中心とした二つの海域で行われた.特に,東経110度の南緯57度~62度においては,「海鷹丸」観測に加え, 2010年12月初旬及び2011年3月初旬に「しらせ」が同一海域で観測を行い,時系列観測となっている.

収録刊行物

  • 南極資料

    南極資料 56 (1), 68-83, 2012-03-30

    情報・システム研究機構 国立極地研究所

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