書誌事項
- タイトル別名
-
- Evolution of Landscapes under Arid Climate
- カンソウキコウニオケルシゼンケイカンノハッタツニツイテ
この論文をさがす
説明
砂漠地域は地形や植生が異なるため湿潤地域と外観が全く異なる。多くの極砂漠は数年間隔で豪雨を受ける事から,流水作用の証拠は涸れ川が多数存在することから明らかである。まれに激しい豪雨が多量の排水を発生させるため,氾濫水や河川水の浸食力や運搬力は湿潤地域と同じくらいである。植生の被覆の欠如は重要な要素であり,植生の保護効果がないと,風化岩の大量な粒子を斜面の下や川へ押し流す排水を止めることはできない。猛烈な激流は大量の岩片を含み,深い渓谷を襲い,周辺の河床上に広がる。 砂漠の多くの降水,特に山岳砂漠のものは,局地的で一般的な嵐から生じ,狭い地域だけである。故に,排水は狭い流域だけに限定されるだろう。湿潤地域の広域的な洪水と違って,砂漠の洪水は河川の一部だけに影響を与え,水は蒸発や浸透によって急速に失われる。故に,岩片は短距離運ばれるだけであり,一般的に山地から近くの谷底までであり,そこに沖積扇状地を形成する。
収録刊行物
-
- 名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇
-
名古屋学院大学論集 人文・自然科学篇 51 (1), 1-12, 2014-07-31
名古屋学院大学総合研究所
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390572174702704896
-
- NII論文ID
- 120005662304
-
- NII書誌ID
- AN00179501
-
- NDL書誌ID
- 025740651
-
- ISSN
- 03850056
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可