男性高齢者の老後の生き方に対する認識の構造 -クラスター分析法を利用した談話の内容分析から-

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タイトル別名
  • Speech of Elderly Males' Recognition of Lifestyle Structure:Cluster Analysis Method Dealing with Speech
  • ダンセイ コウレイシャ ノ ロウゴ ノ イキカタ ニ タイスル ニンシキ ノ コウゾウ : クラスター ブンセキホウ オ リヨウ シタ ダンワ ノ ナイヨウ ブンセキ カラ
  • Speech of Elderly Males' Recognition of Lifestyle Structure:Cluster Analysis Method Dealing with Speech

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抄録

本研究は,定年後数年が過ぎた男性高齢者が老後の生き方に対して,どのように認識しているかについて,談話による発話からその態度構造を分析することを目的とした.分析対象は都市近郊に在住する男性高齢者30名であり,クラスター分析にて類型化した.サブカテゴリー水準のクラスター構造から,『過去の生き方に満足している』『現状維持を望んでいる』『一人暮しは侘しい』『過去を回顧しながら老いをみつめている』『価値ある生き方を追求している』『元気に日々の生活を楽しんでいる』の6つの認識の構造が明らかになった.配偶者の存在,健康,仕事の要因が影響をしていることが示唆された.

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