Bioethical Issues in the Revision of Eugenic Protection Law

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  • 優生保護法改正をめぐる生命倫理
  • ユウセイ ホゴホウ カイセイ オ メグル セイメイ リンリ

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一九九六年九月に、日本の優生保護法が改正された。名称は「母体保護法」と変更され、優生部分に言及した文章が全面的に削除された。その結果、新法は、中絶と不妊手術のみを扱うものとなった。しかしながら、女性運動家や障害者団体は、これを不十分な法律だとして批判し、それが生み出すかもしれない生命倫理的な問題を指摘している。それらのなかには、女性の自己決定権、内なる優生思想、胎児の倫理的地位などの問題がある。私はこの論文でこれらの倫理問題について議論する。

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