Bibliographic Information
- Other Title
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- アニミズム再考
- アニミズム サイコウ
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Description
アニミズムはふつう原始社会の宗教であり、高等宗教の出現とともに克服された思想であると考えられている。タイラーの「原始文化」がそういう意見であり、日本の仏教はもちろん、神道もアニミズムと言われることを恥じている。しかし私は、日本の神道はもちろん、日本の仏教もアニミズムの色彩が強いと思う。それに、アニミズムこそはまさに、人間の自然支配が環境の破壊を生み、人間の傲慢が根本的に反省さるべき現代という時代において、再考さるべき重要な思想であると思う。
Journal
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- 日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要
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日本研究 : 国際日本文化研究センター紀要 1 13-23, 1989-05-21
国際日本文化研究センター
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174724242944
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- NII Article ID
- 120005681902
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- NII Book ID
- AN10088118
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- ISSN
- 24343110
- 09150900
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- NDL BIB ID
- 2962626
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- Text Lang
- ja
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- Article Type
- departmental bulletin paper
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- Data Source
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- JaLC
- IRDB
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- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Allowed