少数言語とフィールドワーク : 調査者のアクションと倫理の検討

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  • 亀井 伸孝
    東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所

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タイトル別名
  • ショウスウ ゲンゴ ト フィールドワーク : チョウサシャ ノ アクション ト リンリ ノ ケントウ

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抄録

Ⅰ. はじめに / Ⅱ. 問題の所在 / 1 多言語問題という「共苦」 / 2 従来の人類学者と少数言語の関わり / 3 従来の議論の不備と本論のねらい / 4 手話の事例に注目する理由 / Ⅲ. 調査歴と調査者の立場の変化 / 1 研究の概要 / 2 立ち位置の変化 / Ⅳ. 手話をめぐるアクションの事例 / 1 手話を研究対象とする / 2 手話を調査手段として用いる / 3 手話で研究成果の発信を行う / 4 手話通訳をする / 5 手話で教育や国際交流事業を行う / 6 現地の聴者に対して手話に関する啓発を行う / 7 ろう者との共同研究を行い、手話で研究事務を進める / 8 手話にかかわる研究者に調査倫理を提唱する / 9 学術行事での手話の使用を促進する / 10 手話になかば帰属し、生活する / Ⅴ. 考察 : アクションの多様性から浮かぶ倫理 / 1 アクションを通じて見た少数言語の位置付け / 2 多様なアクションと関係の汎用性 / 3 研究と実践の間の往還 / 4 言語アクションの多機能性を活かした倫理へ

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