附属特別支援学校の長期休校中における動画配信による教育活動の取り組み

書誌事項

タイトル別名
  • Practice of educational activities through video distribution during long-term school closure at the Attached Special Needs Education School for Children with Intellectual Disabilities, University of Yamanashi
  • フゾク トクベツ シエン ガッコウ ノ チョウキ キュウコウチュウ ニ オケル ドウガ ハイシン ニ ヨル キョウイク カツドウ ノ トリクミ

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説明

COVID-19の流行により,学校は 2020年度開始から約2か月間の長期休校となった。そのような中でも,附属特別支援学校の児童生徒の学びを保障するために,家庭で学習するための動画配信を本校ホームページより行った。そこでただ動画配信を行なっていくだけでなく,作成した動画が他校の教員から見てどうだったか,本校教員は動画作成時にどのようなことを重視しているのかを調査した。その結果,「動画の構成に関する内容」「学習内容に関する内容」「動画内の表現に関する内容」の3つの観点から動画を作成していることが明らかとなった。特に,児童生徒が学校生活に向けて安心して取り組める内容を設定し,学校再開後の円滑な移行を支援し,また保護者に向けても子どもと関わるうえで参考になるような働きかけを撮影するということを重視していることが分かった。動画作成を通して,本校の各教員が特別支援教育の理解を深める場となっていることが推察された。

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