Factors Affecting the Practice of Obesity Care by Psychiatric Nurses

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Other Title
  • 精神科看護師による肥満ケアの実践に 影響を与える要因
  • セイシンカ カンゴシ ニ ヨル ヒマン ケア ノ ジッセン ニ エイキョウ オ アタエル ヨウイン
  • ひきこもる人が社会との再会段階から就労を決断するまでの心理社会的プロセス
  • ヒキコモル ヒト ガ シャカイ ト ノ サイカイ ダンカイ カラ シュウロウ オ ケツダン スル マデ ノ シンリ シャカイテキ プロセス

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本研究では、A県内の精神科病院で働く看護師147名を対象に、肥満ケアの実践に影響を与える要因を量的な調査により明らかにした。その際、肥満ケアへの意識、精神科看護師としての意識、身体管理の必要性への意識について測定するための尺度を作成した。また、菊池・原田(1997)の看護婦の自律性測定尺度を用いて、看護師の自律性も測定した。分析手順は、各尺度を因子分析(最尤法・プロマックス回転)による尺度構成を行い、さらに肥満ケアの実践に影響を与える要因を明らかにするために共分散構造分析によって検討した。その結果、意識的なものである「精神看護師への志向性」のみが「肥満ケアの実践」に直接的に影響を与えていることが、モデル上支持された。看護師の自律性からの直接的な影響が見られなかったことは、精神科看護のなかでの肥満ケアの位置づけが関係している可能性がある。また、「精神科看護師への志向性」を高めるアプローチの必要性が示唆された。

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