非動作性名詞のサ変動詞語幹化用法の意味と特徴
書誌事項
- タイトル別名
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- Meanings and Characteristics of Non-Action Nouns Used as Suru-Verb Stems in Japanese
- ヒドウサセイメイシ ノ サヘンドウシ ゴカンカ ヨウホウ ノ イミ ト トクチョウ
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説明
従来の研究では「名詞+する」の形で複合語が作られる場合,その名詞は動作性を持たねばならないとされてきた。本稿は,「お茶する」「大学生する」「サンドイッチする」などのように,近年の若者ことばやウェブログなどで見られる,非動作性名詞がサ変動詞の語幹として使用されている用法について,その意味と特徴を考えるものである。意味について,名詞から連想される5つの意味を持ち,どの意味が選択されうるかにより,名詞の分類が可能であることを示す。特徴について,通常の動名詞との違いや若者ことばとの違いを示す。
収録刊行物
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- 現代日本語研究
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現代日本語研究 10 18-34, 2018-03-31
大阪大学大学院文学研究科 日本語学講座 現代日本語学研究室
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174765647360
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- NII論文ID
- 120006492355
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- NII書誌ID
- AN10449125
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- DOI
- 10.18910/70102
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- HANDLE
- 11094/70102
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
- NINJAL