幼児教育における「砂場」の教育的意義に関する研究 : 幼児の育ちを捉える視点と環境を構成する視点

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タイトル別名
  • ヨウジ キョウイク ニ オケル 「 スナバ 」 ノ キョウイクテキ イギ ニ カンスル ケンキュウ : ヨウジ ノ ソダチ オ トラエル シテン ト カンキョウ オ コウセイ スル シテン

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説明

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砂場は、幼児教育の中で重要な保育環境のーつとして位置づけられており、そこでの遊びには様々な保育内容が包括されている。本稿では、第ーに、砂場での遊びにおいてどのような幼児の育ちが期待されるのか、その視点について、第二に、それらの育ちを保障するために、保育環境としての砂場はどうあるべきか、具体的な環境構成の視点について、それぞれ検討した。その際、実際の保育実践で見られた幼児の姿と、先行研究で得られている知見とを併せて検討することを試みた。その結果、砂場での幼児の育ちを捉える視点として、科学性の芽生え、イメージと造形、安定感・解放感・充実感、人間関係、言葉の5点を整理した。また、砂場等の環境を構成する視点として、砂、水、道具、空間の4点に整理した。

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