<資料>新卒看護師の就職3ヶ月目の職場適応の認識とプリセプターの指導の実態

書誌事項

タイトル別名
  • Associating preceptor nurses' instructions with trainee nurses' perception of job adaptation after 3 months employment
  • 新卒看護師の就職3ヶ月目の職場適応の認識とプリセプターの指導の実態
  • シン ソツ カンゴシ ノ シュウショク 3カゲツメ ノ ショクバ テキオウ ノ ニンシキ ト プリセプター ノ シドウ ノ ジッタイ

この論文をさがす

抄録

本調査は,新卒看護師の就職3ヶ月目の職場適応の認識とプリセプターの関わりの実態を明らかにし,新卒看護師の職場適応を促進する関わりについて考えることを目的とした。調査は,新卒看護師67名と当該プリセプター67名を対象に新卒用とプリセプター用の職場適応調査項目用紙にて実施した。その結果,新卒看護師は「休暇等の事前届出」が高値,「職場ではたいていのことは自分でできる」が低値であった。プリセプターは「給料に満足する関わり」が低値であった。新卒看護師の職場適応の認識とプリセプターの関わりの関係では,新卒看護師の「患者の苦痛に向き合うことができる」が高値で2群間に有意な負相関(rs= -.251, p<0.05)があり「勤務時間を遵守できる」は有意な正相関(rs=.262, p<0.05)があった。プリセプターは,新卒看護師に関わる際に個別の課題を新卒看護師と共に見出し自分でもできるという自信や確信が持てる関わり等により新卒看護師が徐々に主体性を発揮できる指導が職場適応の課題である。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ