早期肺腺癌について考える

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  • ソウキ ハイセンガン ニ ツイテ カンガエル

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説明

肺癌は、呼吸器外科医が扱う疾患の中で頻度の一番高い疾患である(図1)[1]。そして、 肺がんは日本人の部位別のがん死亡数において、男性では第1位を占め、女性では大腸が んに次いで第2位を占めている[2]。全国での肺がん死亡数は約7万7000人といわれ、そ の死亡数は年々増加の一途をたどっている[2]。一方で、CT画像の改良やCT検診などの普 及により、胸部単純X線写真では捉えられない早期肺癌に遭遇する機会も増えている。早 期肺腺癌を反映するCT画像所見として、「すりガラス濃度」病変が知られている。「すりガ ラス濃度」病変について概説したい。

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