当院における非小細胞肺癌脳転移症例の考察

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  • トウイン ニオケル ヒ ショウサイボウ ハイガン ノウテイ ショウレイ ノ コウサツ
  • トウ イン ニ オケル ヒショウサイボウ ハイガン ノウ テンイ ショウレイ ノ コウサツ

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説明

これまで原発性肺癌脳転移症例は予後不良という報告がされてきた。今回当院の進行期非小細胞肺癌116例(2008-2010年)について検討した。脳転移を有する31例、脳転移を有しない85例について、この2群での生存率は有意差を認めなかった。脳転移を有する群の予後因子・治療因子を解析したところ、単変量解析では男性、B.1.≧400、全脳照射施行例がそれぞれ予後不良因子としてあげられ、多変量解析ではB.1.≧400が予後不良因子としてあげられた。γ-knifeについては施行の有無で生存率に有意差を認めなったが、EGFR-TKI非投与下においてはγ-knifeを施行した群の生存率が有意に延長していた。

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