III期非小細胞肺癌(非手術例)に対するDocetaxel単剤同時併用放射線治療の検討

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抄録

我々は外来でも行える非小細胞肺癌の治療として、当院第2内科の協力を得て、Docetaxel単剤の週1回同時併用放射線療法を行っている。奏功率は83%であり、1 年粗生存率は48%であり、海外の報告2)と比較して遜色のないものであった。grade3以上の白血球減少、血小板減少も少なく(6%)、外来で十分使用可能であった。しかし、grade3以上の放射線肺炎が多く(33%)、生存率、QOLの低下が問題となった。eligibility criterla の再検討が必要である。

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