コスタリカ人日本語学習者の言語学習ビリーフの特徴<研究論文>

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本稿では、コスタリカ人日本語学習者を対象に言語学習ビリーフ調査を行なった。調査の目的は、コスタリカ人日本語学習者の特徴を把握することにより、コスタリカでの日本語教育を発展・改善するためである。本調査結果を、メキシコを対象とした先行研究結果と比べることにより、コスタリカ人のビリーフを把握する。それに加え、コスタリカ人学習者を「高等教育機関」と「その他の教育機関」の 2 グループに分け、t 検定を用い比較した。その結果、全 51 項目中 9 項目で有意差が確認された。コスタリカの現状を把握することにより、日本国内の日本語教育や日本語教育が盛んな海外とは違うコスタリカの日本語教育というものを意識し、コスタリカにあったコース・授業デザインが必要になってくるだろう。

収録刊行物

  • さいたま言語研究

    さいたま言語研究 4 1-13, 2020

    埼玉大学大学院人文社会科学研究科日本語専攻内 さいたま言語研究会

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