Examination of Factors about Parenting Situation and Parenting Stress of Mother who Child-Rearing the First Child Infants (1Year 6-Months Child) in TONO Area

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  • 東濃地区における第一子幼児(1歳6ヵ月児)を育てる母親の育児状況と育児ストレスに関する要因の検討
  • トウノウ チク ニ オケル ダイイッシ ヨウジ(1サイ 6カゲツジ)オ ソダテル ハハオヤ ノ イクジ ジョウキョウ ト イクジ ストレス ニ カンスル ヨウイン ノ ケントウ

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近年、育児ストレスに関する問題は、日本も含め全世界的な課題になっている。今回、第一子幼児(1歳6ヵ月)を育てている母親の育児状況と育児ストレスの関係を明らかにすることを目的とした。方法は手島と原口(2003)の調査を参考に質問紙を作成し、東濃地区で1歳6ヵ月児健康診査(以下、健診)を受診する母親を対象に調査を実施、結果を集計し評価した。その結果、「おもちゃなどで大人と遊びたがったり、大人の反応を求めたりする」、「一人歩きをする」、「意味のあることばを話す」等に関して負の相関を示した。しかし、「夜泣きをする」(ρ=.901、p<.01)、「じっとせずウロウロ歩き回る」(ρ=.821、p<.01)、「理由もなく泣くまたはぐずる」(ρ=.789、p<.01)等、20項目に関しては正の相関を示した。母親にとって、手を煩わせない幼児には育児ストレスを感じていないが、自我の発達、泣き、行動範囲の拡大に伴う頻度に関して育児ストレスを感じていたことが明らかになった。

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