インバウンド観光におけるムスリム対応の現状と課題
書誌事項
- タイトル別名
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- Circumstances and Concerns of the Social Acceptance of Muslim in Inbound Tourism
- インバウンド カンコウ ニ オケル ムスリム タイオウ ノ ゲンジョウ ト カダイ
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説明
近年の訪日外国人旅行者数は,日本政府によるビジット・ジャパン・キャンペーンや,中国人旅行者に対して観光ビザの発給を緩和・拡大するなどの施策を行った結果,その数が激増してきたしかし,長期的なインバウンド観光の振興を図るには,今後訪日旅行者数の増加が見込まれるアジア諸国からの観光客,その中でも特にアジア地域に集住しているイスラム教徒(以下ムスリム)に対する受け入れ態勢を整えておく必要がある.そこで,日本人にとってあまり馴染みのないイスラム教に関する正しい知識を持った上で,サービスを提供する必要性があると考え,日本滞在のムスリムとホテルなどの受け入れ側への聞き取り調査を実施した.その結果,ムスリムに対する調査では,食事と礼拝に関する知識不足,理解不足に伴う困難性の指摘が多く,その要因を示すキーワードとして「情報」・「入手性」・「正確性」・「解釈」・「言葉」・「理解度」が引き出された.
収録刊行物
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- 法政地理
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法政地理 45 71-80, 2013-03-21
法政大学地理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174782884608
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- NII論文ID
- 120006484773
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- NII書誌ID
- AN00226190
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- HANDLE
- 10114/10949
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- NDL書誌ID
- 024755826
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- ISSN
- 09125728
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
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- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可