書誌事項
- タイトル別名
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- Intellectual ability in Childhood Chronic Fatigue Syndrome : WISC-III profiles and fatigue state
- ショウニ マンセイ ヒロウ ショウコウグン ノ チテキ ノウリョク ノ ケントウ : WISC-Ⅲ ノ トクチョウ ト ヒロウ ジョウタイ ニ ツイテ
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抄録
目的:本研究では, 小児慢性疲労症候群の知的能力の特徴について報告する。対象:12-15歳の小児慢性疲労症候群の児童および健常児。方法:WISC-III知能検査を実施し, 疲労に関する調査も行った。知能検査の結果特徴と疲労との関連性について健常児と比較検討を行った。結果:FIQと注意記憶能力に関連する群指数FDにおいてCCFSと健常児群との間に有意な差がみられた。また, CCFSの39.2%は聴覚的注意記憶能力が顕著に劣っており, 疲労度が高いという傾向がみられた。考察:慢性疲労状態とIQ低下との関連性が示唆された。また, 聴覚的注意記憶能力低下と疲労との関連も, 一つの臨床サインとして着目する可能性が示唆された。
収録刊行物
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- 応用障害心理学研究
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応用障害心理学研究 (13), 11-18, 2014-03-31
九州ルーテル学院大学
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174786723328
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- NII論文ID
- 110009862678
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- NII書誌ID
- AA12526393
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- NDL書誌ID
- 025969863
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可