福岡方言における動詞・形容詞と疑問詞疑問文のアクセントに関する覚え書き
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- 久保 智之
- 九州大学大学院人文科学研究院文学部門 : 教授 : 言語学
書誌事項
- タイトル別名
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- Accent in verbs, adjectives, and WH-questions of the Fukuoka dialect
- フクオカ ホウゲン ニ オケル ドウシ ケイヨウシ ト ギモンシ ギモンブン ノ アクセント ニ カンスル オボエガキ
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説明
福岡方言では、動詞・形容詞や疑問詞疑問文のアクセントは、統語構造が組み上ったあとに付与されると考えられる。これらのアクセントは、後ろから3番目のモーラに下がり目を置く規則、いわゆる-3 規則と、その付帯規則を仮定することで説明できる。窪薗(2006)や Kubozono(2006)では、東京方言で、この-3 規則(ないしラテン語規則)が、外来語だけでなく、複合語や動詞・形容詞にも広く当てはまることが主張されている。福岡方言では、少なくとも動詞・形容詞と疑問詞疑問文のアクセントに関しては、ほぼ同じ規則があてはまる。
収録刊行物
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- 文學研究
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文學研究 107 157-183, 2010-03-01
九州大学大学院人文科学研究院
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174791519744
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- NII論文ID
- 120005227310
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- NII書誌ID
- AN00221175
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- DOI
- 10.15017/26252
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- HANDLE
- 2324/26252
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- NDL書誌ID
- 10651074
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- ISSN
- 03872823
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可