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- 近藤 則夫
- 日本貿易振興機構アジア経済研究所地域研究センター
書誌事項
- タイトル別名
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- The Evolution of Indian Party Politics: Impacts of Long-Term Socio-Economic Development
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抄録
本稿は連邦下院選挙のデータを元に、社会経済変動が選挙を介して政党政治に長期的にどのような影響を与えたか検討した論考である。「識字率」や「農業生産性」などの上昇が投票率の上昇という形で時代に応じて政治参加レベルを押し上げる効果があったこと、「物価上昇」や「コミュナル暴動の発生」は政権与党、特に長年与党の座にあった会議派に対するネガティブな評価に結びついてきたことなどが確認された。そして、そのような選挙民の変化こそが、連邦レベルの政党システムを1960 年代までの一党優位体制から1970 年代の転換期を経て、1980 年代末以降、競合的な多党制化の時代に向かわせる原動力となったと考えられる。力強い経済成長が続き政府の財政資源が比較的に豊富となった近年、このような多党制化と連合政権の常態化は、従来マージナルであった社会集団をも受益者としてとりこむ「包摂政治」の可能性を大きくしている。
収録刊行物
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- 現代インド研究
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現代インド研究 1 65-88, 2011-03
人間文化研究機構地域研究推進事業「現代インド地域研究」
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390572174792995968
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- NII論文ID
- 120003610130
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- NII書誌ID
- AA12520400
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- DOI
- 10.14989/151813
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- HANDLE
- 2433/151813
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- ISSN
- 21859833
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可