教育利用を目的とした動画の分析と制作

この論文をさがす

説明

本研究においては,教育や学習に利用される動画に焦点を当て,動画共有サービスや動画配信Webページを対象に,動画の効果や有用性について考察を行った。結果として,「情報提示」,「喚起」,「統制」の観点から制作される動画が多くみられ,動画制作に求められる観点として「評価」や「Knowledge of Result」の観点が必要となることが分かった。また,教育目標の観点からの動画の小区分化によるカリキュラムの作成,行動目標を用いた動画の焦点化が重要となることがわかった。さらに,動画収録の流れの作成,収録環境について提案することができた。最後に,動画のライブ配信形式とビデオ配信形式について比較しその特徴を明らかにし,学習の質保障,教育の質保障の観点から,双方向の学習機会の用意や著作権などの配慮の必要性について明らかにした。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ